はじめて観戦される方

競技ダンス基本情報

1「競技ダンス」とは?


社交ダンスは、2人ペアで音楽に合わせ、互いの動きを感じながら楽しむダンスです。そして競技ダンスは、社交ダンスを基に技術・芸術性・表現力を競います。観客を魅了する華麗なステップ、情熱的な表現、ペアの調和が織りなすドラマチックな世界が魅力です。社交ダンスが「二人で楽しむ」ことを重視するのに対し、競技ダンスは「競い合い、魅せる」ことに重点を置きます。

2 10種類のダンス(ボールルームとラテン)

競技ダンスには、ボールルーム(スタンダード、モダン)5種目とラテンアメリカン(ラテン)5種目の計10種目があります。

ボールルーム(B)は、ペアが上半身を合わせた「ホールド」をしたままフロアを大きく使い、流れるような動きが特徴です。
種目は、ワルツ(W)、タンゴ(T)、ヴェニーズワルツ(Vw)、スローフォックストロット(F)、クイックステップ(Q)があります。リーダーは燕尾服、パートナーは流れるようなロングドレスを着用し、優雅さを演出します。

ラテンアメリカン(L)は、2人が離れて踊ることも多く、情熱的なリズムに乗り躍動感あふれる動きが特徴。
種目はチャチャチャ(C)、サンバ(S)、ルンバ(R)、パソドブレ(P)、ジャイブ(J)です。リーダーはシャツとパンツ、パートナーは露出度の高めのミニドレスやパンツスタイルで、情熱的な雰囲気を表現します。

3 競技ダンスの採点方法

競技ダンスの採点は、複数の審査員が各カップルの技術、音楽性、表現力などを総合的に評価します。採点方法は、予選から準決勝までは、審査員が次のラウンドに進めたい各ペアをチェックし、チェックの数で上位のカップルが次のラウンドに進む「チェック法」が用いられます。決勝では、「スケーティングシステム」と呼ばれる独特の方式が用いられます。審査員は、各ペアに1位から6位の順位をつけ、その順位を集計して最終的な成績を決定します。

4 ダンス大会用語集

アマチュア/プロ
「プロ」登録をしているダンサーはプロセクションのみに参戦可能。アマチュアはプロ登録していない方。プロはダンス教師であることが多い

コール
司会が選手を背番号や名前で呼び出すこと。試合結果アナウンスのみで発表される場合もこう呼ばれる

級 ( クラス )
選手のレベルを表す。N級(ノービス)からスタートし、各クラス戦の入賞を経てD →C→B→Aと昇級する。

ジャッジ
試合でダンスを評価する人。主に元競技ダンサーが研修を経て審査する。試合規模が大きい程ジャッジも増える。

デモンストレーション
ダンサーが観客に向けて踊る演技・ショー。試合とは違い、1組や少数組で踊る。

番号
リーダーが背中につけている背番号。決勝までは名前ではなく番号で呼ばれることが多い。

ヒート
予選で出場者を人数で分けるグループのこと。通常背番号が小さい順番から区切っていく。
例:第1ヒート、第2ヒート

ファイナル
決勝戦。準決勝までは12組前後で一度に踊るが、ファイナルは通常6組。ファイナル進出者を「ファイナリスト」と呼ぶ。

フロア
ダンスを踊る場所。板張りであることが多い。ダンサーにとってはフロアがステージにあたる。

リーダー・パートナー
次の動きや方向を決めてリードする側をリーダー、リーダーをフォローし華やかな動きを加える側をパートナーと呼ぶ。男性がリーダーであることが殆どだったが、近年アマチュアでは性別規定がないことが多い。

チケット注文方法

チケット注文は、以下ページの、各大会項目にある「チケット注文フォーム」からお申込みいただけます。注文後、大会3日前までに、メールにてチケット確定のご連絡を送らせていただきます。

応援・観戦マナー

声援、うちわなどの応援大歓迎!

座席での声援応援は選手のパフォーマンスもUPします。ご自分の席の前後左右の方の視界を遮らない範囲で応援してください!

試合会場内は飲食可、ゴミは各自持ち帰り

会場のお席でも飲食は可能ですが、フロアにこぼすのは厳禁!匂いと音にも注意しましょう。お酒はNG。ゴミは持ち帰りをお願いします。

ドレスコードはありません。

応援は普段着でOK。ダンスタイムがある大会もあるので、その場合は、動きやすい恰好と、ダンスシューズか室内用シューズをお持ちください。

写真撮影・ビデオ撮影について

写真についてはSNS 投稿大歓迎!ぜひ ハッシュタグをつけて投稿してください。ただしお客様のお顔ははっきり判らないようご配慮をお願いします。
ビデオ撮影については、各大会ごとに異なりますので、シラバスをご確認ください。